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2012-11-09(Fri)

短編 ボツ途中まで

※本の虫と絵描き
「ねぇ、いい加減その本置いてどこか遊びにいきましょう?」

「ん? あぁ、気が向いたらな」

「気が向いたらって、さっきからそればっかじゃない」

「いま、いいところなんだよ。 つか、お前だってずっとそこで絵描いてるじゃねぇか」

「べ、別にいいじゃない。 いいところに、デッサンの練習になりそうなのがいたから描いてるだけよ」

「お互い様じゃねぇか」

「うっさいわねぇ。 あんたがそこから一歩も動かないから、私はこれしかやる事ないの、わかる?」

「待て、一歩もって言うのは少し御幣があるぞ。 ボクはさっきトイレに行った」

「ドヤ顔でそんな細かい事言われてもただウザイだけよ?」

「はは、違いないわ」


「もう… 今描いてるのおもいっきりおかしくしてやる」

「あ、そういえば、今描いてるのどこまで描けた?」

「あんたは全部描いたわよ。 いま、背景」

「さすが、絵描き。 まだ5分も経ってないのにそこまで描けるとわ」

「まぁ、ラフだからね。 描いたっていっても、あんたの顔まで描き込んでないわよ」

「なん、だって? このボクの超絶イケメンな顔を描いてないだ、と?」

「はいはい、ごめんなさいね。 あとでちゃんとナルシーさんの顔も描いておきますからねぇ。 今はへのへのも
 へじで我慢してねぇ」

「扱いひどいな…」

「これでも、結構マシなほうなのよ? それより、さっきから話しかけてくるけど、今読んでる本はいいの?」

「ちゃんと、読んでるよ。 なんとなく、キミからかまってほしいオーラ感じたから読みながら話しかけるという
 高等テクニックを使ってみたのだよ」

「そう、それはありがとう。 でも、ひとつ勘違いしてる」

「なに?」

「かまってほしいオーラなんて出してないし、むしろそんな気遣いするくらいなら早くその本を読み終えてほしい
 んだけど」

「そんなに、外に行きたいのか?」

「外にっていうか、折角二人の休みが重なった珍しい日なのに、どこにも行かないっていうのはなんか寂しいとい
 うか。 それに今日は…」

「記念日だし?」

「覚えてたの?」

「そりゃね。 本にしか興味なかったボクが本気で惚れて、やっとOKもらった日なんだからさ。忘れるはずがな
 い」

「なのに?」

「あの時もこんな感じだったじゃん。 ボクは本を読んでて、君は暇だからってボクを描いてた」

「その再現ってこと?」

「まぁ、そういうことになるかなぁ。 ボクにとってこの感じが一番落ち着くし、キミをすぐ近くに感じられる」

「あなたはそれでもいいかもしれないけど、私のことは放置?」

「んー確かに、ボクしか楽しんでないなぁ」

「でしょ? だから、その本を置きましょう」

「や」

。。。ひゃお、はずぃ
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